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自由の哲学
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思考について
・ シュタイナーの『自由の哲学』についての前回の投稿でシュタイナーが「経験や科学は多くの知識を与える。しかしそれらは『なぜそれが真なのか』を自分で支えられない。では、それらすべてを支える基礎となるような『人間本質についての見方』は可能なのか?」と問い、それについてシュタイナーは「思考がすべての認識の基礎となる唯一のものだ。」と語っていることを述べました。これを受けて今日は”思考”について考えてみたいと思います。 ・ シュタイナーが『自由の哲学』において語っているのは結局「思考とは何か?」ということだと思います。それは壮大なテーマであり、短い文章では到底語れないようなテーマだと思いますが、現時点で私に可能な範囲で考えてみたいと思います。 認識とは何か? ・ 「思考が認識の基礎」ということですが、まずは“認識”とは何でしょうか?認識というのは私たちが世界の中からあるものごとをテーマとして取り出してきて、それについて「分かった!」という状態になることだと思います。 ・ その“分かる”という言葉には“分”という字が用いられていますが、これはなぜでしょうか
水野 辰哉
6月30日読了時間: 8分
「全ての知識の目的」ー 自由の哲学 初版第1章
この「全ての知識の目的」(Die Ziele alles Wissens)という部分は初版の第1章だった部分ですが、『自由の哲学』の1918年新版では省略されていて、その後半部分だけが付録2として最後に加えられています。高橋先生の訳本ではその省略された部分の全体を再録して全体の冒頭に掲載しています。これは高橋先生がこの部分の全部がとても大事なことを述べていると考えられたからだと思います。 「全ての知識の目的」においては、まず「エネルギーを込めて、あらゆる権威が克服されるだろう。」(Mit Energie wird die Überwindung jeder wie immer gearteten Autorität erstrebt.)と述べられています。そして「価値あるべきものは、その源泉を個人の根に持たねばならない。」(Was gelten soll, muß seinen Ursprung in den Wurzeln der Individualität haben.) とされ、「個人の力が完全に開花するのを妨げるものはすべてはねつけら
水野 辰哉
2024年10月16日読了時間: 8分
自由の哲学-1918年新版への前書き
VORREDE ZUR NEUAUSGABE 1918 私は高橋巌先生訳の『自由の哲学』を既に6回は読んだと思いますが、依然として「分かった!」という感じになりません。しかし、この本が私にとって(そして皆さんにとっても)とても重要な本だという感じはずっとしています。そして、その内容を真に理解することが自分の人生にとってとても大事なことだと確信しています。 そのためには、原文に立ち返ってシュタイナーが何を言っているのかを確かめる必要があると考えました。そのためには、シュタイナーの原文を読むことが必要ですが、私のドイツ語はすっかりさびついてしまっていたので、あらためて勉強しなおす必要がありました。 そこで2年ほど前から林フーゼル美佳子先生のもとで再度ドイツ語を学び始めました。その一環として、ルドルフ・シュタイナーの『自由の哲学』を原文で読む読書会を設けていただきました。最初の読書会日付は2022年11月6日となっています。このブログはその時書いたメモの他に、高橋巌先生と森章吾さんの訳も参考にしながら、私なりに原文をどう理解したかを書いていこう
水野 辰哉
2024年9月11日読了時間: 5分
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